エナメルの強度

エナメル質の破損は自覚症状が乏しい

歯冠の表面を覆っているのがエナメル質で、その強度は石よりも硬いと言われています。このエナメル質はその内側にある象牙質、そのさらに内側の歯髄をコーティングするように歯冠全体をカバーしているのです。 このエナメル質に穴が空く事によって虫歯は徐々に猛威をふるうようになると言っても過言ではありません。その穴が小さいものであるならば、フッ素塗布による再石灰化が可能です。しかしこの段階では自覚症状に乏しいために、虫歯である事に気づかないケースが多いのです。

ひと足早く虫歯に気づくには

自覚症状が乏しいという事は、言い換えれば虫歯の進行を許す恐れがあるという事です。エナメル質に空いた穴を長期間放置すると、虫歯の進行はその下の象牙質にまで達します。この段階で冷たい水や空気がしみるのを感じるようになるのです。つまりここで初めて虫歯に気づき、歯科治療を受ける事になる場合が大半です。 ひと足早く虫歯に気づくには、専門の歯科医に依る定期歯科検診を受けるのが良いでしょう。3か月に一度くらいのペースで歯医者に通うようにすれば、虫歯の早期発見に繋がりますし、それと同時に虫歯の進行を許す事も無くなります。 定期歯科検診の料金は2000円前後が相場ですが、虫歯が酷くなってから治療する費用に比べれば格段に安いのは言うまでもありません。